ブログ - mono語り雑貨
東京の端っこから早春の便り 蕗の薹(フキノトウ)
ガス橋通りから一筋入ったお宅の門前で無人の野菜販売に出会いました。
春菊、ルッコラなど自宅の菜園で収穫された野菜が並んだ竹かごの前で自然に足が止まります。
数種の野菜の中に、春を告げる可愛いツボミを見つけました。
蕗の薹の袋には紅梅、白梅の小さな枝が添えられています。
小さなお店の主の心がしみじみ伝わって、二重に春が来たような思いです。
蕗の薹の天ぷらは、その日の夕餉に並びました。
芳香、独特の苦味は早春の味です。
地元で自然とりたての食材に巡り合えた幸せ。
春を目で、味覚で感じらた素敵な一日でした。
今、東京の端っこで、春の到来を感じています。