ブログ - mono語り
ジョゼッペ・アルマーニ フィギュリンのこと。
ジョゼッペアルマーニの沢山のフィギュリンを近県のコレクター様からお譲りいただきました。
これまで数点扱って、その魅力は気付いてはいたものの、
一つ、一つ手入れをしていくうちに愛着が沸々と湧いてくるのを感じています。
マイセン、ロイヤルコペンハーゲンなど多くの陶器メーカーも
様々な素晴らしいフィギュリンを作出しています。
リアドロはどうでしょう?
淡いパステル調の品、さらにリアリティのある作品など廃位番品を含めて多くのものが存在しています。
時に気品があり、愛らしい製品たちは大好きです。
違いがあるとすれば、アルマーニはより写実的でリアリティがあるということ。
それは作者が彫刻家であることに由来することかも知れません。
時に宗教的であったり、古い物語をモチーフにしていたり、小品には幼いころの心象風景が反映されていたりと
作品を眺めていると知らず知らずに想像を掻き立てられ、引き込まれて行くものを感じます。
アルマーニ氏は物故となりましたが作品は残り、
これからも見る者の心を捕らえていくと思うこのごろです。