ブログ - mono語り
名古屋製陶 ボーダーC&S
D-plus の秘蔵っ子、名古屋製陶のC&Sです
コレクターさんの間では「MEITO」 メイトーと呼ばれています
戦前の品なので、製造からずいぶんと長い時が経っています
もう少しでアンティークの仲間入りです
日本の陶磁器メーカーが懸命にmono作りをしていた頃の貴重な品
決して高級ではないけれど、凡用品としてモダンを追求していた作り手の心が伝わってきます
すっきりとしたシェイプと赤いボーダーでシンプルモダンを表現しています
図らずも北欧のモダンにも相通ずるところがあるようで
ますます愛着が深まるのです
独創、影響、模倣、感化と・・・mono作りの糸が複雑に絡み合って新しい製品が生まれます
このC&SはD-plus一番奥のカップボードにひっそりと並んでいます
お目に留めていただけたら幸いです