B&G　ビングオーグレンダールのC＆S、シュガーポット、クリーマーが入荷しました。
リムの金彩と中央に描かれた蝶の文様が特徴のシリーズです。
その愛らしさにお手入れをしながら暫し見入ってしまいました。
 
デンマークと言えば、まず思い浮かべるのが、ロイヤルコペンハーゲン・・・。
言わずと知れた素晴らしい製品を作出するメーカーです。
 
ここだけの話（？）・・・このバタフライに出会うまでは、ロイヤルコペ一辺倒でした。
Ｂ＆Ｇとロイヤルコペは実に100年もの間、互いに切磋琢磨して競い合ってきたメーカーなのです。

残念ながら1987年にロイヤルコペに併合されてしまいましたが、作風は受け継がれているものと確信している次第です。
 
さて・・・。
このアイテムはヴィンテージの範疇にあるもので、B&Gの美しい文様と色合いを今に残す希少なものとなりました。
昨今は陶磁器も自国生産は減少し、海外で多くが作られるようになりました。
ロイヤルコペもフローラダニカ以外は海外生産が主流だと聞いています。
海外での生産をいたずらに残念がるのも当たらないことと思いますが。
 
それでも作り出された品がその国で生産される続けることへの価値に幾許かのコダワリが残ります。
 
生粋のデンマーク生まれ、デンマーク育ち。
縁あってはるばる日本にやって来たこのアイテムが何を語ってくれるでしょうか。
楽しみです。