チェコスロバキアのカップ＆ソーサーが入荷しました。
チェコとスロバキアが一つの国だった90年代以前の製品です。

昨今は東欧のアイテムが人気で街なかでも良く目にするようになりました。
限りなく素朴でかわいいパターンは乙女心をくすぐる魅力があります。
勿論、かつて乙女だった世代の心も捕えることは言うまでもありません。

C&Sに限らず、刺繍のブラウスや、可愛いボウルなど・・・。
家に一点でもあれば、ほっこりと気持ちが和らいで、
明るく軽やかな気分になるような気が致します。

さて、今回入荷のC&Sは、かれこれ40年近くの時を経たもので、
愛用されていた品物らしくカップのリムの金ラインはかなり薄くなっています。
チップは見られず、ラインの剥離だけというのは
大切に使われて何よりの証拠。
それに、カップのリムラインは他のメーカーの品物でも
案外耐久性がないものです。

国内で古い時代の東欧ものに巡り合う機会はそんなに多くはありません。
昨今、東欧のパターンが新鮮なものとして日本の市場をにぎわせていることに
納得しつつも、「いまごろ？」とC&Sを眺めて考えます。