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天然木 刳り貫き盆はいかが?
昭和中期ごろの木のお盆でしょうか。
天然木を轆轤でくり抜いた味わいのある品物だ。
時代によって人の好みも需要も変わるから、もうこの手の盆の出番はないのかな?
勿論、当時だってプラスチックの盆もあったし、洒落たチークのトレイや豪華な銀のものもあった。
それでもこの盆を見ていると、おばあちゃんが染付や印判でお茶を
そっと運んできてくれる・・・そんなイメージが湧いてくる
こんな何気ないものが、残っていて、静かに時代を語っていることに一抹の感概を覚えてしまう。
どんなに時代が変わっても、
当たり前のものは当たり前だからこそ、変わらぬ魅力を持ち続ける。
温もりと味わいを増した盆には粉引の民藝陶器などどうだろうか。
北欧のヴィンテージ食器も似合うかな。
裂織りや刺し子の布は言うまでもなく、東欧の刺繍のクロスとも合わせてみたい。
手仕事から生まれたものは、手仕事で作り出されたものがよく似合う。
古いものに新しい魅力を引き出すチャンスはいくらでもあるのだろう。