Youtube でたくさんのミニレッスンを公開しているフランスのギタリスト、Romain Pilon のレッスンの一つをご紹介します。この動画では Pilon は Cmaj7 に4つのトライアドでフレーズを組み立てています。

 

 

 

各所、クロマチックに動く部分と、スケール的に動く部分がありますが、基本的に各トライアドの構成音に基づいています。

 

 

４小節間、コードは Cmaj7 ですが、4つのトライアドが使われています。音符下の数字は各トライアドコードに対しての度数です。

Cメジャースケールに無い音がたくさん出てくるので、かなり調性から外れたフレーズを作る事ができます。調性的では無いものの、トライドの括りで組み立てられているので、別次元の引力でまとまっている様に聞こえます。

このビデオで Pilon が使用しているギターは現在、世界中のプロギタリストの間で大変評価が高まっている Victor Baker Guitars と言うブティックギターです。直営店である当店には試奏用の VB もございますので、気になる方はお気軽にお問い合わせからご連絡ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。最後に Brian Blade, Jeff Denson, Romain Pilon の演奏をご堪能ください。